Railsの実装~アプリケーションの作成まで

Rubyをインストールできたら、次はRailsをインストールします。

Railsをインストールするには「RubyGems」というパッケージ管理システム(フレームワーク)を利用するのが一般的のようです。
RubyGemsはRubyインストールと同時に導入されます。

RubyGemsの確認とアップデート

確認と、あとRubyGemsを最新版にアップデートしておきましょう。

RubyGems バージョン確認
# gem -v
RubyGems アップデート
# gem update --system

Railsのインストール

RubyGemsを使用してRailsをインストールします。環境にもよりますが時間がかかります。

# gem install rails

アプリケーションの作成

$ rails new sample
標準ではデータベースはsqliteを使用するようになっており、環境によっては以下のようなメッセージでエラーとなる場合があります。
各ディストリビューションでsqliteライブラリをインストールして下さい。
Gem::Ext::BuildError: ERROR: Failed to build gem native extension.

/usr/local/bin/ruby -r ./siteconf20140917-13543-1tiputf.rb extconf.rb
checking for sqlite3.h... no
sqlite3.h is missing. Try 'port install sqlite3 +universal',
'yum install sqlite-devel' or 'apt-get install libsqlite3-dev'
and check your shared library search path (the
location where your sqlite3 shared library is located).
*** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary
libraries and/or headers. Check the mkmf.log file for more details. You may
need configuration options.

$ cd sample
$ bundle install

Your bundle is complete! と表示されたら作成完になります。

アプリケーションの起動

$ rails server
以下のようにJavaScriptランタイムが見つからないと怒られます。
/usr/local/lib/ruby/gems/2.1.0/gems/execjs-2.2.1/lib/execjs/runtimes.rb:51:in `autodetect': Could not find a JavaScript runtime. See https://github.com/sstephenson/execjs for a list of available runtimes. (ExecJS::RuntimeUnavailable)

今回作成したsampleプロジェクト(ディレクトリ)下にGemfileがありますので以下のように編集(コメントをはずす)して、もう一度'bundle install'
therubyracerに関しては後々追ってみたいと思います。

# gem 'therubyracer',  platforms: :ruby
gem 'therubyracer',  platforms: :ruby
$ bundle install

http://(ipアドレス):3000
にアクセスして確認してみて下さい。

Ruby on Rails Welcome aboard

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

チュートリアルとしてブログアプリ(1)

さて前回までで開発環境が整ったはずですので、サンプルを制作してみましょう。今回は、ブログ一覧と単一のページを表示するアプリをつくってみます。 対象データになります。 id

Comment

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑