telnetサーバを導入

telnetサーバのインストール

# yum -y install telnet-server

telnetサーバの設定

# vi /etc/xinetd.d/telnet
# default: on
# description: The telnet server serves telnet sessions; it uses \
#       unencrypted username/password pairs for authentication.
service telnet
{
        flags           = REUSE
        socket_type     = stream
        wait            = no
        user            = root
        server          = /usr/sbin/in.telnetd
        log_on_failure  += USERID
        disable         = no                    # yesからnoへ変更
}

telnetサーバの起動

# service xinetd start

telnetサーバの自動起動化

確認

# /sbin/chkconfig --list

telnetがonになっているか、「xinetd ベースのサービス:」内のtelnetがonになっているか確認

xinetdサービスを自動起動化
(telnetはxinetdサービスの一部であるため、xinetdを自動起動させる)

# chkconfig xinetd on

もしくは
telnetサービスを(個別に)自動起動化

# chkconfig telnet on

もう一度、「/sbin/chkconfig --list」で自動起動化されているか確認

ファイアーウォールの設定

telnetの23番ポートを開放させます。

# vi /etc/sysconfig/iptables

以下を追加します。

-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 23 -j ACCEPT  # 追加

iptablesサービスを再起動

# service iptables restart

アクセス制限

/etc下のhosts.allowとhosts.denyでIPアドレスやドメイン名によるアクセス制限を行うことができます。
下の例は、192.168.11.4以外からのTELNETアクセスを拒否する設定になります。

拒否するアクセスを列挙する。サービス名:アクセス元と記述

# vi /etc/hosts.deny
in.telnetd:ALL    # telnetによるアクセスを全て拒否する。

許可するアクセスを列挙する。サービス名:アクセス元と記述

# vi /etc/hosts.allow
in.telnetd:192.168.11.4    # 192.168.11.4からのtelnetアクセスを許可する。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

no image

日本語表示と入力

CentOSを簡易インストールでセットアップを行うと表示や入力が日本語で行えません。 ここでは、メニューの日本語化と日本語入力の設定方法を紹介します。 日本語関連のパッケージをインストール

Adobe Reader インストール

Adobe ReaderはLinux版も用意されています。以前はyumレポジトリに登録されていましたが、現在は外して(外されて?)しまったようです。なので、ダウンロードしてローカルインストールという流

Avast! Linux Home Editionをインストール

普段WindowsやMacに使用している「Avast AntiVirus」のLinuxバージョンがあるので試してみました。現在は、提供が終了されているためダウンロード、ローカルインストールという流れに

yum実行が中断された場合の再開方法

yumコマンド実行中にサーバがダウンしたり、ネットワークトラブルなどで中断した場合、再起動後にyumを実行した際に以下のようなエラーメッセージで実行できません。 There are un

no image

FTPサーバ(vsftpd)を導入

vsftpd (Very Secure FTP deamon)の導入メモ vsftpをインストール yumでインストール # yum -y install vsftpd 手動起

Ruby 2.1.x ソースからコンパイルインストール

Rubyをソースからインストールした際のメモです。(執筆時最新版 Ruby 2.1.2) ダウンロードファイルのパスは以下を参照(過去分も含めて) Ruby CDN # cd /usr/

Google Chrome インストール

商用ディストリビューションであるRed Hatやそれの無償版であるCentOSで、Google Chromeはサポート対象から外されてしまったようです。 Google Says Red Hat

Ruby 2.xをUbuntuにインストール

Ubuntuでは「Stable Release Updates Policy」に基づいて最新版のパッケージの公開されておらず、公式のレポジトリではRuby 1.9.xまでが安定版として提供されています

Ruby 1.9.x インストール

バージョン1.9をソースからコンパイルしてインストールのメモ # wget http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.1/ruby-1.9.3-p545.tar

Ubuntuバージョンを取得する

Ubuntuのバージョンはコマンド「lsb_release」を使用して確認することができます。 /etc/lsb-releaseを参照することでも同情報を取得できます。もしくは、/etc/os-re

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑