"コメントを残す" 削除・文言を変更する方法

コメントフォームに表示される「コメントを残す」はWordPress標準で翻訳される要素です。テーマ側でカスタマイズしていない限り表示されます。
ここでは、この要素を削除したり、文言を変更する方法を紹介します。

// /wp-content/languages/ja.po
#: wp-includes/comment-template.php:1628 wp-includes/comment-template.php:2213
#: wp-includes/theme-compat/comments.php:58
msgid "Leave a Reply"
msgstr "コメントを残す"

「コメントを残す」を削除

子テーマのfucntions.phpに追加して下さい。

// オリジナル function comment_form in /wp-includes/comment-template.php
// 「コメントを残す」を削除
add_filter( 'comment_form_defaults', 'my_title_reply');
function my_title_reply( $defaults){
    $defaults['title_reply'] = '';
    return $defaults;
}

CSSで隠せますが、「返信」の際の"コメントをキャンセル"も非表示になってしまいます。

#respond h3#reply-title {
    display: none;
}

「コメントを残す」の文言を変更

文言を変更する場合は、$defaults['title_reply']に直接文章を入れることができます。多言語化している場合は、翻訳ファイルに翻訳を追加すれば可能です。
子テーマのfucntions.phpに追加して下さい。

// オリジナル function comment_form in /wp-includes/comment-template.php
// 「コメントを残す」の文言を変更
add_filter( 'comment_form_defaults', 'my_title_reply');
function my_title_reply( $defaults){
    $defaults['title_reply'] = 'コメントはこちらから';
    return $defaults;
}
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

「続きを読む」(moreタグ)をカスタマイズ

WordPressではほとんどのテーマでは、複数の投稿を表示するアーカイブページ(カテゴリー別、タグ別、年月日別、作成者別など)ではmoreタグ(<!--more-->)を挿入することで、

JSやCSSに自動で付与されるバージョン番号を非表示に

Wordpressでは、JSやCSSがロードされる際にlinkタグやscriptタグ内にWordpressやプラグインもしくはスクリプトそのもののバージョン番号が付与されます。「?ver=」で検索して

Twenty Fourteen 「投稿日」や"先頭固定表示"を非表示

日付を表示する部分は、全てtwentyfourteen_posted_onに集約されています。該当部分をコメントアウトしたかたちで子テーマのfunctions.phpに追加して下さい。 「投稿日

ウィジェット関連のカスタマイズ・プラグイン

リンクマネージャー WordPress 3.5バージョンアップ以降にリンクマネージャーを追加するには以下のフィルタを設定もしくはプラグインをインストールして下さい。 プラグイン Link M

Twenty Fourteen カスタマイズ

「Twenty Fourteen」はWordPress 3.8のデフォルトテーマです。TwentyThirteenから彩りもガラッとかわってますね。個人的には、すごく好きなデザイン。 Twent

「最近のコメント」ウィジェットをカスタマイズ

「最近のコメント」ウィジェットは、サイトに投稿されたコメントを新しい日付順に表示してくれます。件数も「ウィジェット」ページで設定できます。(管理画面の「外観」→「ウィジェット」) (削除

サイトのキャプチャをショートコードで生成してくれる「Browser Shots」

外部のサイトを紹介する際にそのサイトのキャプチャが添えられているとイメージがつかみやすくなりクリックのモチベーションが上がるような気がします。 今回は、ショートコード一行でサイトのスクリーンショット

テーブル実装プラグイン「TablePress」 + レスポンシブ対応

「TablePress」は、WordPressにテーブルを実装できるプラグインです。専用のレスポンシブ化のプラグインもリリースされています。ダウンロード デモ (PCの場合はブラウザの幅狭めてみたり

Twenty Twelve 投稿日・投稿者を非表示に

TwentyTwelveのちょっとした部分をカスタマイズする方法を紹介していきます。 また、子テーマで出力部分を変更する際に、翻訳が必要な部分//_()の部分がでてきますので、以下の投稿も参考に

「All in One SEO Pack」を代替するための準備

「All in One SEO Pack」は、SEO対策に必要な基本的な設定を行ってくれるプラグインです。とある事情で、無効化することになったので代替を行いました。特に問題があるわけではなく、特殊なこ

Comment

  1. はじまめして、最近WPをいじりだしたのですが、『コメントを残す」を削除』のところにかいてあります子テーマとはどこの事でしょうか?

    • 管理画面の左側のメニューに「外観」→「テーマ」があると思います。"Active"となっているのが現在使っている「テーマ」(テンプレート)になります。
      オリジナルにカスタマイズする方法の1つとして「子テーマ」を作成する方法があります。
      こちらのページを足掛かりに調べてみて下さい。
      子テーマ - WordPress Codex 日本語版

お | マリス・ステラコンサート へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑