投稿タイトルのtitle属性を削除など Twenty Twelve 1.2での変更点

TwentyTwelveが1.1から1.2にアップデートされたので、いくつか変更点を洗ってみました。


(*全てを網羅しているわけではありません)
全ての変更部分は、こちらに記載されています。
Changes from twentytwelve/1.1 at r27195 to twentytwelve/1.2 at r27195

functions.php

twentytwelve_scripts_styles

TwentyTwelveで特別に読み込まれるOpenSansフォントの読み込みロジックが変更されています。(twentytwelve_get_font_url)
日本語環境では、もともとこのフォントの使用は無効化されるため影響ありません。

twentytwelve_mce_css

投稿画面でOpenSansフォントを読み込むために追加。
同様に日本語環境では影響なし。
このためにtwentytwelve_get_font_url()が新規に追加されている。

twentytwelve_content_nav

alignleftとalignrightを削除。もともとnav-previous, nav-nextにfloat属性が設定されているため冗長だったのを消したようです。

// 1.1
<div class="nav-previous alignleft"><?php next_posts_link( __( '<span class="meta-nav">&larr;</span> Older posts', 'twentytwelve' ) ); ?></div>
<div class="nav-next alignright"><?php previous_posts_link( __( 'Newer posts <span class="meta-nav">&rarr;</span>', 'twentytwelve' ) ); ?></div>
// 1.2
<div class="nav-previous"><?php next_posts_link( __( '<span class="meta-nav">&larr;</span> Older posts', 'twentytwelve' ) ); ?></div>
<div class="nav-next"><?php previous_posts_link( __( 'Newer posts <span class="meta-nav">&rarr;</span>', 'twentytwelve' ) ); ?></div>

twentytwelve_comment

コメント部分。コメント投稿者の"名前"が<b>タグで囲われるようになっています。

// 1.1
printf( '<cite class="fn">%1$s %2$s</cite>',
    get_comment_author_link(),
    // If current post author is also comment author, make it known visually.
    ( $comment->user_id === $post->post_author ) ? '<span> ' . __( 'Post author', 'twentytwelve' ) . '</span>' : ''
);
// 1.2
printf( '<cite><b class="fn">%1$s</b> %2$s</cite>',
    get_comment_author_link(),
    // If current post author is also comment author, make it known visually.
    ( $comment->user_id === $post->post_author ) ? '<span>' . __( 'Post author', 'twentytwelve' ) . '</span>' : ''
);

twentytwelve_body_class

1.2から追加された背景画像の設定のためのロジックが追加。get_background_image

content*.php

content.php・content-aside.php・content-image.php

3つのフォーマット、標準(content.php)・アサイド(content-aside.php)・画像(content-image.php)で、投稿タイトルのtitle属性が消されています。
リンク(content-link.php)・引用(content-quote.php)・ステータス(content-status.php)では変更なし。

// 1.1
<a href="<?php the_permalink(); ?>" title="<?php echo esc_attr( sprintf( __( 'Permalink to %s', 'twentytwelve' ), the_title_attribute( 'echo=0' ) ) ); ?>" rel="bookmark"><?php the_title(); ?></a>
// 1.2
<a href="<?php the_permalink(); ?>" rel="bookmark"><?php the_title(); ?></a>

content-page.php

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

no image

アップグレードで「更新を展開しています... 」のままになった場合の対処のひとつ

久々に出会ったような気がするのでメモです。 ローカルのテスト環境でWordPressを3.7から3.8にアップグレードしようとしたところ、「更新を展開しています... 」で止まってしまい更新処理がす

独自のCSSやJSを読み込む

WordPressで、プラグインではなく自作したりダウンロードしてきたCSSやJS(プラグイン)を読み込んだりするケースがあると思います。今回は、その際のCSSやJSファイルの使用方法をまとめてみまし

Twenty Fourteenカスタマイズ用プラグインと派生テーマ

WordPressの現在のデフォルトテーマ「Twenty Fourteen」のカスタマイズに便利なプラグインと、「Twenty Fourteen」をもとに作成されたテーマのまとめです。 カスタマ

no image

Pocketボタンの設置

日本のブログでは、4大SNS(Twitter, はてな, Facebook, Google+)に加えて最近では、Pocket(以前は、Read it later)もよく見かけますよね。追加してみました

「All in One SEO Pack」を代替するための準備

「All in One SEO Pack」は、SEO対策に必要な基本的な設定を行ってくれるプラグインです。とある事情で、無効化することになったので代替を行いました。特に問題があるわけではなく、特殊なこ

no image

投稿タイトル(entry-title)を非表示にする

表題通り「投稿タイトルを表示しない」ことは、"投稿ページ"ではあまりないと思いますが、"固定ページ"では意外とあったりします。 編集画面でTitleを入力しないでおけば、それで済むのですが、ペー

Twenty Fifteen カスタマイズ

WordPress 4.1のデフォルトテーマである「Twenty Fifteen」は三世代前の「Twenty Twelve」に似たテーマで非常にシンプルなテーマにまとまっていますね。カスタマイズをまと

Twenty Fourteen クレジットを非表示・変更方法

Twenty Fourteenにも最下部に「Proudly powered by WordPress」というコピーライトが表示されます。それを削除もしくは変更するには、footer.phpを編集して行

ポップアップが実装できるプラグイン「Anything popup」「Easy Modal」

ポップアップ 「Anything Popup」 「Anything popup」は、ページにポップアップが実装できるWordPressプラグインです。ポップアップ要素を投稿ページと同様に作成できるた

Twenty Thirteen カスタマイズ

WordPress 3.6のデフォルトテーマである「Twenty thirteen」のカスタマイズをまとめて投稿します。 Twenty thirteenのカスタマイズネタがあまりないです。(それだけ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑