Ruby 2.xをUbuntuにインストール

Ubuntuでは「Stable Release Updates Policy」に基づいて最新版のパッケージの公開されておらず、公式のレポジトリではRuby 1.9.xまでが安定版として提供されています。
今回はサードパーティとして公開されているレポジトリからRuby 2.xをインストールしてみました。最新で提供されているバージョンは以下を参照して下さい。[14.10 (Utopic), 14.04 (Trusty) and 12.04 (Precise)向けに提供]
3rd Party Repository: Brightbox Ruby NG Experimental
Ruby 2.2.0 packages for Ubuntu

インストール

# apt-add-repository ppa:brightbox/ruby-ng  // レポジトリの追加
# apt-get update                            // 
# apt-get install ruby2.2                   // ruby(バージョン)のインストール
# ruby -v                                   // バージョンの確認
# gem -v                                    // バージョンの確認
# readlink /usr/bin/ruby                    // シンボリックリンクの確認
# readlink /usr/bin/gem                     // シンボリックリンクの確認

依存ライブラリの追加

Ubuntuの環境によりますが、必要に応じてインストールを行って下さい。

// can't find header files for ruby at /usr/lib/ruby/include/ruby.h
# apt-get install ruby2.2-dev

// checking for gzdopen() in -lz... no
// zlib is missing; necessary for building libxml2
# apt-get install zlib1g-dev

// sqlite3.h is missing.
# apt-get install sqlite3 libsqlite3-dev

// make: g++: Command not found
# apt-get install g++

V8エンジンとrubyracerの追加

Rubygemの公式サイトでは、OS・アーキテクチャごとに提供されているバージョンはこちらを参考に

// 32bit Linuxの場合
# gem install libv8 -v '3.3.10.4' -- --with-system-v8
# gem install therubyracer -v '0.10.2' -- --with-v8-dir

詳しい解説はこちらが参考になります。


railsのインストールなど後続の手順はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Avast! Linux Home Editionをインストール

普段WindowsやMacに使用している「Avast AntiVirus」のLinuxバージョンがあるので試してみました。現在は、提供が終了されているためダウンロード、ローカルインストールという流れに

ディレクトリの階層をツリー形式で表示「tree」コマンド

LinuxでもWindows同様に、ディレクトリ階層をツリー形式で表示してくれる「tree」コマンドが使用可能です。 インストール # yum install tree tree

no image

FTPサーバ(vsftpd)を導入

vsftpd (Very Secure FTP deamon)の導入メモ vsftpをインストール yumでインストール # yum -y install vsftpd 手動起

REMIレポジトリの追加

RemiのサイトLes RPM de Remi - Repositoryよりリンクを取得 今回の対象はCentOS 6.5のためrelease-6とします。 # rpm -Uvh http

no image

JDK 7 インストール

ダウンロード Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle こちらから、JDK Downloadへすすみ、"Accept L

Ruby 1.9.x インストール

バージョン1.9をソースからコンパイルしてインストールのメモ # wget http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.1/ruby-1.9.3-p545.tar

no image

Doxygenのインストールと設定

Doxygenのインストール yumリポジトリには古いバージョンのものしか登録されていません。ここでは最新版をダウンロードし、インストールしてみます。(最新版1.8.6) # ダウンロード

no image

日本語表示と入力

CentOSを簡易インストールでセットアップを行うと表示や入力が日本語で行えません。 ここでは、メニューの日本語化と日本語入力の設定方法を紹介します。 日本語関連のパッケージをインストール

no image

Timezoneの設定 (JSTに変更する)

JSTに変更する。 # cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime 確認 # date Mon Aug 25 00:2

Google Chrome インストール

商用ディストリビューションであるRed Hatやそれの無償版であるCentOSで、Google Chromeはサポート対象から外されてしまったようです。 Google Says Red Hat

Comment

miyu へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑