Twenty Fifteen テーマ用フォント "Noto" / "Inconsolata"の使用を止

TwentyFifteenでは、テーマ用のフォントとして「Noto」と「Inconsolata」というフォントをGoogleフォントから引っ張ってきて使用されるようです。
ちなみにどのようなフォントかというと以下確認してみて下さい。アルファベット用です。
Noto / Noto Serif / Inconsolata

デフォルトでは、日本語環境でも""に翻訳され、フォント用CSSファイルの読み込みが行われるようです。詳しくは、/wp-content/themes/twentyfifteen/functions.php内のtwentyfifteen_fonts_urlを参照して下さい。

// /wp-content/languages/themes/twentyfifteen-ja.po
// (Twenty Fifteenの日本語翻訳ファイル)
#. Translators: If there are characters in your language that are not supported
#. by Inconsolata, translate this to 'off'. Do not translate into your own
#. language.
#: functions.php:177
msgctxt "Inconsolata font: on or off"
msgid "on"
msgstr "on"

#. Translators: If there are characters in your language that are not supported
#. by Noto Sans, translate this to 'off'. Do not translate into your own
#. language.
#: functions.php:161
msgctxt "Noto Sans font: on or off"
msgid "on"
msgstr "on"

#. Translators: If there are characters in your language that are not supported
#. by Noto Serif, translate this to 'off'. Do not translate into your own
#. language.
#: functions.php:169
msgctxt "Noto Serif font: on or off"
msgid "on"
msgstr "on"

方法は3つほどありそうなので一番いいのを選んで無効化してみてください。

WP Multibyte Patchの機能

/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/wpmp-config-sample-ja.php/wp-content直下にコピーしてwpmp-config.phpへリネーム

// /wp-content/wpmp-config.php
$wpmp_conf['patch_force_twentyfifteen_google_fonts_off'] = true;

翻訳ファイルを編集して無効化

該当部分の翻訳をmsgstr "off"と変更すると使用されないような仕組みになっています。

フックして無効化

以下のコードを子テーマのfunctions.phpに追加することでフォントへのリンクを行わないようにできます。

// オリジナル twentyfifteen_fonts_url in functions.php
function mytheme_dequeue_fonts() {
    wp_dequeue_style( 'twentyfifteen-fonts' );
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'mytheme_dequeue_fonts', 11);

どのみち、style.cssでフォントの設定は行わなくてはいけませんが、余計な読み込みを省くことできます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

サイトのキャプチャをショートコードで生成してくれる「Browser Shots」

外部のサイトを紹介する際にそのサイトのキャプチャが添えられているとイメージがつかみやすくなりクリックのモチベーションが上がるような気がします。 今回は、ショートコード一行でサイトのスクリーンショット

jQueryをCDNから読み込む

WordPressではデフォルトでjQueryライブラリが同梱されています。この記事では、それをやめて、CDNから読み込み、使用する方法を解説します。 WordPress 3.6 3.9 4.0

no image

Pocketボタンの設置

日本のブログでは、4大SNS(Twitter, はてな, Facebook, Google+)に加えて最近では、Pocket(以前は、Read it later)もよく見かけますよね。追加してみました

新年早々やらかした

あけましておめでとうございます。 タイトルどおり、新年早々やらかしてしまいましたのでご報告まで。どうやらかしたかというと、確認用サイトとこのブログを間違えてしまいWordpress 3.5にアップグ

Twenty Fourteen "コメントをどうぞ"の非表示と変更方法

Twenty Fourteenでは、デフォルトで投稿ページと各アーカイブページの各投稿のメタ情報欄に「コメントをどうぞ」というコメントフォームへのリンクが設置されます。 それぞれ、コメントが0件の場

投稿記事から「(ログイン)ユーザー名」がバレるのを防ぐ

ここ最近、アカウント乗っ取りやセキュリティ事故関連のニュースが相次いでいますが、WordPressで制作されたサイトも標的に会っているようです。一般的な手法としては「ブルートフォースアタック」という手

コメント欄停止・コメント削除

WordPressでは標準でコメント機能が付いてきます。この投稿ではコメント機能の停止や既に投稿されたコメントを削除する方法を紹介します。 設定による停止方法 新規の投稿に関してコメントを停止

"コメントを残す" 削除・文言を変更する方法

コメントフォームに表示される「コメントを残す」はWordPress標準で翻訳される要素です。テーマ側でカスタマイズしていない限り表示されます。 ここでは、この要素を削除したり、文言を変更する方法を紹

テーマ 「Responsive」 カスタマイズ

デモ | ダウンロード 目次 投稿日 非表示 作成者 非表示 "Responsive Theme powered by WordPress" 削除 投稿日 非表示 オリ

Twenty Twelve 投稿日・投稿者を非表示に

TwentyTwelveのちょっとした部分をカスタマイズする方法を紹介していきます。 また、子テーマで出力部分を変更する際に、翻訳が必要な部分//_()の部分がでてきますので、以下の投稿も参考に

Comment

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑