ログインに追加の条件を付与する「userScope」
![](http://kwski.net/blog/wp-content/uploads/2013/05/n__cakePHP13.png)
「ユーザ登録」の続きです。
ユーザ登録後、activate(statusを0に設定するを)せずに「仮登録」のままで、正しいusernameとpasswordでログインを試したところ認証に引っかかってくれました。
ログインに追加の条件を付与する「scope」
この1行をbeforeFilter()に追加して下さい。
これで「ログインするには、この条件も必要とする => Userモデルのstatusが0である必要がある」となります。
// users_controller.php function beforeFilter(){ $this->Auth->userScope = array('User.status' => '0'); }
その条件専用のエラーメッセージを返したい
と思ったのですが、どうやらloginの処理とひとまとまりにされているようで、エラーメッセージは "$this->Auth->loginError"に集約されるようです。(違っていたら、ご指摘いただければと)
詳しくは、【cake\libs\controller\components\auth.php】のfunction identifyを参照
どうしてもそれ専用のものを出したかったら、別に確認する処理を追加すればいいのですが、そこまではいたらず。
(**この条件に引っかかるとパスワードがブランクに置き換えられるようです。)
userScope
関連記事
-
-
Jsヘルパーを使用してAjax更新
更新処理でページ遷移を伴う場合、ページ全体をレスポンスするのに対して、Ajax処理ではページの一部のレスポンスが可能となるためサーバからの通信量を抑えることが可能となります。 Jsヘルパーを使用して
-
-
ログローテーション
CakePHP1.3では標準ではログはタイプごとに出力されるだけで、定期的なローテーションを行ってくれません。放っておくとひたすら1つのファイルにアペンドされていきます。app/tmp/logs以下に
-
-
recursive設定によるfind()性能改善
CakePHPでは、モデルにアソシエーションを設定している場合、recursive(=>joinする階層)はデフォルトで0に設定されています。「recursiveゼロ」の意味するところとは、「1跨ぎま
-
-
validateErrors と validationErrors
CakePHP試験中に気付いたことがあって、メモです。 $this->validateErrors自身バリデーション処理している 今まで、save時にバリデーションエラーメッセージををログに出力し
-
-
フィールド単位でバリデーション無効化
save処理の際に条件付でモデルのバリデーションをフィールド単位でスキップする処理のメモです。(最終的に使うことはなかったのでメモ) 関数は unset( $this->->validate[
-
-
WYSIWYGエディタを実装
WYSIWYGエディタをCakePHPにいくつか試してみました。 CKEditor 実装 // head // View(~.ctp) 解凍してwebroot/jsフ
-
-
Cookieログイン
今回は、「keep me logged in」などログイン画面でよくみかけるクッキーログインの機能を使ってみます。 CakePHPには、Cookieコンポーネントがあります。(PHPのsetcook
-
-
複数データベースの追加と切替
CakePHPで複数のデータベースに切替を行うということがあると思います。(個人的にはあまりない) 今回、CakePHPからWordpressのデータベースへの接続を行う機会があったので設定を試して
-
-
メール送信(qdmail)
CakePHP(+qdmail)でメール送信する処理を実装しました。 準備 2つのライブラリ(.php)をダウンロードし、以下のように配置して下さい。 app/controllers/compo
-
-
独自のバリデーションルール
CakePHPで組み込みバリデーションをつくる方法は色々あります。 参考:Data Validation — CakePHP Cookbook v1.3 documentation 上記リンク内に
Comment
ログインに追加の条件を付与する「userScope」 http://t.co/WUqvfTM08b CakePHP 1.3