「タグクラウド」ウィジェット カスタマイズ

タグクラウドは、管理画面ではあまりカスタマイズできません。必要であれば、フィルターフックやプラグインを用いて表示設定や概観の変更を行うことができます。

目次

  • 出力をカスタマイズ
  • 各タグの投稿数を表示できるプラグイン「Configurable Tag Cloud」
  • タグリンクへ「nofollow」を付与
  • タグリンクに付与されるclass属性やtitle属性を除外する
  • その他プラグイン

出力をカスタマイズ

フィルターフックを使用してカスタマイズを行うことができます。パラメータは以下になります。Function Reference/wp tag cloud

// function.php(子テーマ)
add_filter( 'widget_tag_cloud_args', 'my_widget_tag_cloud_args');
function my_widget_tag_cloud_args( $args) {
    $args = array(
        'smallest'  => 10,  // 最小のフォントサイズ:8[デ]
        'largest'   => 15,  // 最大のフォントサイズ:22[デ]
        'unit'      =>      // フォントサイズ単位:'pt'[デ] CSSで使用できる単位pt, px, em, %
        'number'    => 20,  // 表示タグ数の上限:45[デ]
        'format'    =>      // 表示フォーマット:'flat'(横並び)[デ]、'list'(縦並び <li></li>)、'array'(表示されない。他のPHPコード用に使用する場合)
        'separator' =>      // 表示タグ毎の区切り '\n'[デ] (スペース)
        'orderby'   =>      // 並び替項目 'name'[デ](タグ名)、'count'(投稿数)
        'order'     =>      // 並び順 'ASC'(昇順)[デ]、'DESC'(降順)、'RAND'(ランダム)
        'exclude'   =>      // 除外するタグ 除外するタグのIDをカンマ区切りで列挙
        'include'   =>      // 表示するタグ 表示するタグのIDをカンマ区切りで列挙
        'topic_count_text_callback'  =>  //タグリンクにtitle属性を付与する関数 'default_topic_count_text'[デ](標準で"~件のトピック"と付けられます。)
        'link'      =>      // リンク先 'view'[デ](タグアーカイブページ)、'edit'(編集ページ)
        'taxonomy'  =>      // クラウドに表示する項目 'post_tag'[デ](タグ)、'category'(カテゴリー)、'link_category'(リンクカテゴリー)、'any other registered taxonomy'(全て)もしくは配列で複数指定する。
        'echo'      =>      // 表示有無 true(表示)[デ]、false(非表示:変数として使用する場合)
    );
    return $args;
}
タグのIDの確認方法

  • URLから確認:管理画面の「投稿」→「タグ」を開き、そのタグのURLのなかに「tag_ID=」に続く数字がタグのIDになります。
  • DBから確認:(wp_)termsテーブルの中身を確認。「name」で検索し、term_idがそのタグのIDになります。

各タグの投稿数を表示できるプラグイン「Configurable Tag Cloud」

よく使われそうな設定に加えてタグ付けされた投稿の数が表示できます。
#ドロップダウン表示
Configurable Tag Cloud (CTC)

タグリンクへ「nofollow」を付与

タグクラウドの各リンクにnofollowを付与します。

フィルターフックで「nofollow」を付与

function my_wp_tag_cloud( $text) {
    return str_replace( '<a href=', '<a rel="nofollow" href=', $text);
}
add_filter( 'wp_tag_cloud', 'my_wp_tag_cloud');

「nofollow」が付与できるプラグイン「Taxonomy List Widget」

よく使われそうな設定に加えてタグリンクにnofollowを付ける設定が可能です。
Taxonomy List Widget

タグリンクに付与されるclass属性やtitle属性を除外する

タグクラウド作成後にpreg_replaceでclass属性とtitle属性を除外します。

// class属性とtitle属性両方除外する
function remove_title_wp_tag_cloud( $text) {
    return preg_replace( '~class=\'tag-link-(\d+)\' title=\'([^\']+)\'~m', '',  $text);
}
add_filter( 'wp_tag_cloud', 'remove_title_wp_tag_cloud');


// class属性のみ除外する
function remove_title_wp_tag_cloud( $text) {
    return preg_replace( '~class=\'tag-link-(\d+)\'~m', '',  $text);
}
add_filter( 'wp_tag_cloud', 'remove_title_wp_tag_cloud');


// title属性のみ除外する
function remove_title_wp_tag_cloud( $text) {
    return preg_replace( '~title=\'([^\']+)\'~m', '',  $text);
}
add_filter( 'wp_tag_cloud', 'remove_title_wp_tag_cloud');

その他プラグイン

SEO Tag Cloud Widget 各タグリンクのTitle属性にタグ名を付与する
3D Tag Cloud WP-Cirrus 3D表示・スタイリングなどができる
Ultimate Tag Cloud Widget

WordPress Plugins » Tag: tag-cloud - Recent Posts

An error occurred while parsing your RSS feed. Check that it's a valid XML file.
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

テーマ 「Responsive」 カスタマイズ

デモ | ダウンロード 目次 投稿日 非表示 作成者 非表示 "Responsive Theme powered by WordPress" 削除 投稿日 非表示 オリ

"コメントを残す" 削除・文言を変更する方法

コメントフォームに表示される「コメントを残す」はWordPress標準で翻訳される要素です。テーマ側でカスタマイズしていない限り表示されます。 ここでは、この要素を削除したり、文言を変更する方法を紹

「カテゴリー」ウィジェット カスタマイズ

「カテゴリー」ウィジェットは、管理画面ではあまりカスタマイズできません。必要であれば、フックやプラグインを用いて表示設定などの変更を行うことができます。 目次 「カテゴリー」ウィジェットの追加

Twenty Fourteen "コメントをどうぞ"の非表示と変更方法

Twenty Fourteenでは、デフォルトで投稿ページと各アーカイブページの各投稿のメタ情報欄に「コメントをどうぞ」というコメントフォームへのリンクが設置されます。 それぞれ、コメントが0件の場

独自のCSSやJSを読み込む

WordPressで、プラグインではなく自作したりダウンロードしてきたCSSやJS(プラグイン)を読み込んだりするケースがあると思います。今回は、その際のCSSやJSファイルの使用方法をまとめてみまし

投稿記事から「(ログイン)ユーザー名」がバレるのを防ぐ

ここ最近、アカウント乗っ取りやセキュリティ事故関連のニュースが相次いでいますが、WordPressで制作されたサイトも標的に会っているようです。一般的な手法としては「ブルートフォースアタック」という手

ie.cssの子テーマ化など Twenty Twelve 1.1での変更点

TwentyTwelveが1.0から1.1にアップデートされたので、勉強もかねていくつか変更点を洗ってみました。 ie.cssを外出し pubdateの削除 rel="generator"

プラグイン関連のJSやCSSの読み込みをフィルター

プラグインをインストールしていくとheadやfooter内がCSSやJSで溢れていきます。できるだけ、自分で書けるものに関しては、余計なコールが少なくなるので可能な場合はそうしていますが(そうもいかず

多言語化プラグイン「qTranslate」

ブログを多言語化しようと思い、プラグイン「qTranslate」を導入してみました。 General Settingsで使用する言語を選択する ★使用する言語を選択 管理画面「設定」⇒「Lang

管理画面のCSSをカスタマイズ

管理画面のスタイルを変更したくなったので、カスタマイズしてみました。一例として以下を取り上げてみます。 「投稿一覧」の画面でカスタムフィールドが追加されていくと、そんなに幅が必要のないところが長くな

Comment

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑