複数ファイルアップロードフォーム

CakePHP 2.0からはHTML5が標準でサポートとなり、複数ファイルアップロードのためのフォーム記述が容易になりました。

View (ビュー)

<?php
    echo $this->Form->create( 'Upload', array( 'type'=>'file', 'url' => '/uploadmulti', 'enctype' => 'multipart/form-data'));
    echo $this->Form->input( 'files.', array( 'type' => 'file', 'multiple'));
    echo $this->Form->submit( 'upload');
    echo $this->Form->end();
?>

配列

Array
(
    [files] => Array
        (
            [0] => Array
                (
                    [name] => bg-home.png
                    [type] => image/png
                    [tmp_name] => /var/tmp/phpdxbKr6
                    [error] => 0
                    [size] => 353271
                )
            [1] => Array
                (
                    [name] => bg-home.jpg
                    [type] => image/jpeg
                    [tmp_name] => /var/tmp/phpkWir95
                    [error] => 0
                    [size] => 52376
                )
        )
)

参考:HTML 5 Multiple File Upload With Cake

CakePHP 1.3での方法

View (ビュー)

以下のようにForm->inputのフィールド名をかえると(ドットの後にスペース)、コントローラが受け取る配列は2.xと同じになります。

<?php 
    echo $form->create( 'Upload', array( 'type'=>'file', 'url' => '/upload/multiupload', 'enctype' => 'multipart/form-data'));
    echo $this->Form->input( 'files. ', array( 'type' => 'file', 'multiple' => 'multiple'));
    echo $this->Form->submit( 'upload');
    echo $form->end();
?>
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

CSS/JSをひとまとめにして軽量化するプラグイン「Minify plugin for CakePHP」

「Minify plugin for CakePHP」は、インクルードするCSSもしくはJSファイルをひとまとめにしてキャッシュ化してくれるプラグインです。 導入 ダウンロード・解凍し

(メール・URL・電話・郵便・IP) データ バリデーション

今回は、プロフィール情報に使用されるデータに絞ったバリデーションルールです。 バリデーションルール 以下の5つのバリデーションルールがコアに用意されています。 email メールアドレス

Syslogログエンジン

2.4から「Syslog」ログクラスが追加され、簡単にSyslogを使用できるようになりました。 CakePHP側の設定はbootstrap.php内のCakeLogコンフィグのengineを'Sy

テーブルからランダムにデータを取り出す(find)

CakePHPでテーブルから特定件数のレコードをランダムに取得するには以下のように指定するとできます。 $this->data = $this->Bulkdata->find( 'all',

Formヘルパーのinputタグのdiv/labelなどの設定

Formヘルパーのinputではデフォルトでは以下のようにdivで囲われて、labelが付与されて出力されます。 CSSのフレームワークなどであらかじめ決まったスタイルがある場合に便利に作られていま

CakeEmailでメール送信(@gmail)

CakePHP 2になって追加されたクラスCakeEmailがシンプルに使えます。これを使用してメール送信を行う処理を実装してみました。 CakeEmailクラスの読み込み /app/Config

コントローラ内でバリデーション処理を呼び出す

CakePHPでは、saveメソッドの際にバリデーション処理も自動で行われますが、save処理と切り離してバリデーションを行うこともできます。このときは、save時と若干異なる処理体系になります。

バリデーションエラーメッセージの取得

CakePHP 2.xになってバリデーションエラー時に返却されるメッセージのデータ形式が変更になったようです。1.3系では、ひとつのフィールドに対して返却されるメッセージは一つのルールのみですが、2.

FormヘルパーのMagicOption (マジックオプション) 

Formヘルパーでは、「フィールド名」,「テーブルカラムのデータ型」もしくはモデルの「バリデーション設定」によりフォーム要素を決定したり、自動で属性を付与する「マジックオプション」と呼ばれるものがある

CakePHP インストール時エラーの対処

CakePHPインストール時に出くわすであろうエラーの原因と対処方法についてまとめてみました。前提として、WebサーバはApache、データベースはMySQLとしています。 Timezone未設

Comment

@econimicers へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑