投稿タイトル(entry-title)を非表示にする

表題通り「投稿タイトルを表示しない」ことは、"投稿ページ"ではあまりないと思いますが、"固定ページ"では意外とあったりします。

編集画面でTitleを入力しないでおけば、それで済むのですが、ページの記事タイトル(entry-title)を非表示にしたいというときに以下使えると思います。

CSSで非表示

それぞれのcssクラス設定は、以下を条件としています。なので、テーマによっては、固定ページ・投稿ページ・個別記事と特定方法を探し出す必要があります。

  • 投稿タイトルのclassは「entry-title」
  • 投稿全体部分にpost_class()でclassを出力
    例:
    <article id="post-<?php the_ID(); ?>" <?php post_class(); ?>>
    

    固定ページでは.page、投稿ページでは.post、個別ページではpost-[id]となります。
    style.css(子テーマ)にそれぞれ追加して下さい。

    /* 全固定ページで非表示 */
    .page .entry-title {
        display: none;
    }
    /* 全投稿ページで非表示 */
    .post .entry-title {
        display: none;
    }
    /* 特定の投稿IDで非表示 .post-<ID>(例:post=77)*/
    .post-77 .entry-title {
        display: none;
    }
    

    post_class()がclassを出力する部分になりますが、投稿の種類によって様々です。WordPress Codexを参照して下さい。

    もしくは
    bodyタグにbody_class()でclassを出力

    例:
    <body <?php body_class(); ?>>
    

    固定ページでは.page、投稿ページでは.single、個別ページではpage-id-[ID]・postid-[id]となります。
    style.css(子テーマ)にそれぞれ追加して下さい。

    /* 全固定ページで非表示 */
    .page .entry-title {
        display: none;
    }
    /* 全投稿ページで非表示 */
    .single.entry-title {
        display: none;
    }
    /* 特定の投稿IDで非表示 .post-<ID>(例:post=77)*/
    .page-id-77 .entry-title {
        display: none;
    }
    .postid-77 .entry-title {
        display: none;
    }
    

ページごとに表示・非表示を設定できるプラグイン「Hide Title」

インストール・有効化すると各編集ページの右側に以下のような設定が現れるので、非表示にしたいページで「Hide the title on singular page views.」にチェックを入れて下さい。ダウンロード

Hide-Title
entry-titleの要素に対してdisplay:noneを追加する同じ仕組みのようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Twenty Fourteen 「投稿者」を非表示

TwentyFourteenでは、シングルページやアーカイブページにそれぞれ「投稿者」が表示されます。投稿者を非表示にさせる方法を投稿してみます。表示させる場合は、以下を参考に表示名などを変更してみて

画像マウスオーバーでキャプションを表示

メディアをアップロードした際に、「キャプション」項目にテキストを設定された画像を挿入した場合はキャプションショートコードが生成され、ページ内の各画像下にその設定したテキストが表示されます。 今回

Twenty Fifteen テーマ用フォント "Noto" / "Inconsolata"の使用を止

TwentyFifteenでは、テーマ用のフォントとして「Noto」と「Inconsolata」というフォントをGoogleフォントから引っ張ってきて使用されるようです。 ちなみにどのようなフォント

Twenty Fourteen 「投稿日」や"先頭固定表示"を非表示

日付を表示する部分は、全てtwentyfourteen_posted_onに集約されています。該当部分をコメントアウトしたかたちで子テーマのfunctions.phpに追加して下さい。 「投稿日

条件を付けて訪問時に開くポップアップを実装できる「WordPress Popup」

「WordPress Popup」は、ユーザの訪問時にポップアップを開くように実装できるプラグインです。それぞれ条件によって開くかどうかを設定することができます。 ダウンロード / サンプル イン

サイトのキャプチャをショートコードで生成してくれる「Browser Shots」

外部のサイトを紹介する際にそのサイトのキャプチャが添えられているとイメージがつかみやすくなりクリックのモチベーションが上がるような気がします。 今回は、ショートコード一行でサイトのスクリーンショット

Twenty Thirteen ナビゲーションメニューを固定

ナビゲーションメニューを固定にしてみました。下方にスクロールしても最上部に固定されるやつです。 スクリプト 以下のjsファイルを用意して下さい。 nav要素のidは、ソースもしくはheade

投稿記事から「(ログイン)ユーザー名」がバレるのを防ぐ

ここ最近、アカウント乗っ取りやセキュリティ事故関連のニュースが相次いでいますが、WordPressで制作されたサイトも標的に会っているようです。一般的な手法としては「ブルートフォースアタック」という手

JSやCSSに自動で付与されるバージョン番号を非表示に

Wordpressでは、JSやCSSがロードされる際にlinkタグやscriptタグ内にWordpressやプラグインもしくはスクリプトそのもののバージョン番号が付与されます。「?ver=」で検索して

no image

「最近の投稿」ウィジェット カスタマイズ

目次 ウィジェットを削除 標準の設定 特定のカテゴリーに属する投稿を除外 カスタマイズ プラグイン 「最近の投稿」ウィジェットを削除 「最近の投稿」ウィジェット

Comment

@kokoron555 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑