サイトのキャプチャをショートコードで生成してくれる「Browser Shots」

外部のサイトを紹介する際にそのサイトのキャプチャが添えられているとイメージがつかみやすくなりクリックのモチベーションが上がるような気がします。
今回は、ショートコード一行でサイトのスクリーンショットを埋め込んでくれるプラグイン「Browser Shots」を試してみました。また、そのキャプチャのリンクを別タブ(ウィンドウ)で開くようにしてみました。

プラグイン「Browser Shots」

ダウンロード
インストール・有効化すればあとはショートコードを用いてサイトのスクリーンショットを埋め込むことができます。
サンプル (バージョン 1.0)

// ショートコード
[browser-shot url="サイトURL" width="幅"]
// 例
[browser-shot url="http://wordpress.org/" width="600"]

別タブ(ウィンドウ)で開くようにする

フックしてやる方法

以下のコードで、target="_blank"を付与することができます。

// 子テーマのfunctions.php
function browser_shot_target_blank( $content){
    return str_replace( '<div class="browser-shot"><a href="', '<div class="browser-shot"><a target="_blank" href="', $content);
}
add_filter( 'the_content', 'browser_shot_target_blank', 9999);

コード修正

ソース自体を触る場合は以下
** プラグインアップグレードのたびに書き換えが必要になります。

// /wp-content/plugins/browser-shots/browser-shots.php 52~57行を以下に置き換え
        // Get screenshot
        $image_uri = $this->get_shot( $url, $width );

        if ( !empty( $image_uri ) ) {
            $image = '<img src="' . $image_uri . '" alt="' . $alt . '" width="' . $width . '" class="alignnone" />';
            return '<div class="browser-shot"><a target="_blank" href="' . $url . '">' . $image . '</a></div>';
        }

WordPressにもともとあるAPI

もともとWordPressのサービスとしてこのキャプチャリング機能(API)は存在します。
実際、上記プラグインもこれを使ってします。ただし、URL部分をエンコードさせる必要があるため結構めんどくさいのは事実です。

http://s.wordpress.com/mshots/v1/「URL」?w=「画像幅」

http://s.wordpress.com/mshots/v1/http%3A%2F%2Fwordpress.org%2F?w=600

// キャプチャ
<img src="http://s.wordpress.com/mshots/v1/http%3A%2F%2Fwordpress.org%2F?w=600" />
// リンク付きキャプチャ
<a target="_blank" href="http://wordpress.org/">
<img src="http://s.wordpress.com/mshots/v1/http%3A%2F%2Fwordpress.org%2F?w=600" />
</a>


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

開発やテストに便利なプラグイン

開発やカスタマイズに使えそうなプラグインを集めてみました。 テーマのカスタマイズには、使用中のテンプレートファイルなどを表示してくれると便利ですね。個人的には、テーマ開発の際に、実行しているSQ

Twenty Twelve "コメントをどうぞ"を消す

今回は「Twenty Twelve」で標準で投稿タイトル下に出力されるリンク"コメントをどうぞ"|"Leave a reply"を非表示にする方法を。(コメントやピンバックが1件の場合は"1件のフィー

Twenty Twelve サイトタイトルをテキストから画像に置き換え

ページトップに表示されるサイトタイトルをデフォルトのテキストから画像に変更します。 あらかじめ、管理画面のメディアライブラリから画像をアップロードしているもしくは別の場所に保存しているそのファイルの

画像マウスオーバーでキャプションを表示

メディアをアップロードした際に、「キャプション」項目にテキストを設定された画像を挿入した場合はキャプションショートコードが生成され、ページ内の各画像下にその設定したテキストが表示されます。 今回

「Google Analytics for WordPress」投稿URLにやたら長いパラメータがついてしまう

Google 検索結果をみていたら、Wordpressの投稿のURLが実際のものより異様に長くなっているので何かなと思って調査してみました。 このような感じで http://kwski.net/ca

"コメントを残す" 削除・文言を変更する方法

コメントフォームに表示される「コメントを残す」はWordPress標準で翻訳される要素です。テーマ側でカスタマイズしていない限り表示されます。 ここでは、この要素を削除したり、文言を変更する方法を紹

Twenty Twelve "Proudly powered by WordPress"をCopyrightに変更

標準でページの最下部に表示される"Proudly ~"を変更します。 子テーマフォルダにfooter.phpをコピーし、以下のように編集を行ってください。リンクを外して、表示部分を書き換えるだけです

head内に出力される要素を整理

Wordpressを使用していくうちに、head内がカオスな状態になっていくきますよね。そこで、そういう状態になったものをスッキリさせていこうという試みをやっていこうと思います。 削除方法 取り急

「Contact Form 7」 メッセージの送信に失敗~

この修正はWordPress 3.5で行われているようです。(~3.4.2) Contact Form 7で以下のエラーメッセージが出る場合は、確認してみて下さい。 「メッセージの送信に失敗

「タグクラウド」ウィジェット カスタマイズ

タグクラウドは、管理画面ではあまりカスタマイズできません。必要であれば、フィルターフックやプラグインを用いて表示設定や概観の変更を行うことができます。 目次 出力をカスタマイズ 各タグの

Comment

  1. はじめまして。
    フィルターフックで導入しようと試みたのですが新規ウィンドウで開きませんでした。そのままfunctions.phpにコピペでは駄目なんでしょうか?

    • セバスチャンさん、コメントありがとうございます。
      コードが間違っていました。add_filterのpriorityを修正させて下さい。

初心者はこれだけで充分!WordPress厳選プラグイン18選を一挙公開 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑