独自のCSSやJSを読み込む

WordPressで、プラグインではなく自作したりダウンロードしてきたCSSやJS(プラグイン)を読み込んだりするケースがあると思います。今回は、その際のCSSやJSファイルの使用方法をまとめてみました。

CSSファイルを読み込む方法

CSSを読み込むには、以下の関数を使用します。
wp_enqueue_style

★例として、子テーマフォルダ下に配置したBootstrapのCSSファイルを読み込ませる
functions.php(子テーマ)に追加して下さい。

// wp-config/theme/[子テーマ名]/functions.php
function my_styles() {
    wp_enqueue_style( 'bootstrap', get_bloginfo( 'stylesheet_directory') . '/bootstrap.min.css', array(), null, 'all');
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'my_styles');
wp_enqueue_style( $handle, $src, $deps, $ver, $media );

  • $handle:(必須) (required) ハンドル名を指定 [デフォルト: なし]
  • $src:(任意)ファイルパスを指定 [デフォルト:false]
    get_option('siteurl') // ルートディレクトリ
    get_bloginfo('stylesheet_directory') // 子テーマのディレクトリ
    get_bloginfo('template_url') // 親テーマのディレクトリ
    get_bloginfo('plugins_url') // プラグインのディレクトリ

  • $deps:(任意)依存関係を明示。特定のCSSファイルの後に読み込みを行わせたい場合に指定する。ハンドル名で明示 [デフォルト:array()]
  • $ver:(任意)ファイルのバージョン番号を指定 [デフォルト:false]
  • $media:(任意) CSSのメディアタイプを指定 [デフォルト:'all']

JSファイルを読み込む方法

JSを読み込むには、wp_enqueue_scriptを使用します。
★例として、子テーマフォルダ下に配置したBootstrapのJSファイルを読み込ませる
functions.php内に追記して下さい。

// wp-config/theme/[子テーマ名]/functions.php
function my_scripts() {
    wp_enqueue_script( 'bootstrap', get_bloginfo( 'stylesheet_directory') . '/bootstrap.min.js', array(), false, true );
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'my_scripts');
wp_enqueue_script( $handle, $src, $deps, $ver, $in_footer );

  • $handle:(必須) (required) ハンドル名を指定 [デフォルト: なし]
  • $src:(任意)ファイルパスを指定 [デフォルト:false]
    (*ディレクトリ取得方法は、CSSのセクションを参照)
  • $deps:(任意)依存関係を明示。特定のJSファイルの後に読み込みを行わせたい場合に指定する。ハンドル名で明示 [デフォルト:array()]
  • $ver:(任意)ファイルのバージョン番号を指定 [デフォルト:false]
  • $in_footer:falseの場合、head内で読み込まれる。footerで読み込ませたい場合は、true[デフォルト:false]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

「タグクラウド」ウィジェット カスタマイズ

タグクラウドは、管理画面ではあまりカスタマイズできません。必要であれば、フィルターフックやプラグインを用いて表示設定や概観の変更を行うことができます。 目次 出力をカスタマイズ 各タグの

コメント欄停止・コメント削除

WordPressでは標準でコメント機能が付いてきます。この投稿ではコメント機能の停止や既に投稿されたコメントを削除する方法を紹介します。 設定による停止方法 新規の投稿に関してコメントを停止

多言語化プラグイン「qTranslate」

ブログを多言語化しようと思い、プラグイン「qTranslate」を導入してみました。 General Settingsで使用する言語を選択する ★使用する言語を選択 管理画面「設定」⇒「Lang

"コメントを残す" 削除・文言を変更する方法

コメントフォームに表示される「コメントを残す」はWordPress標準で翻訳される要素です。テーマ側でカスタマイズしていない限り表示されます。 ここでは、この要素を削除したり、文言を変更する方法を紹

テーマ ブックマーク 2013

2012 フリーテーマ トップ 20 Top 20 Free WordPress Themes of 2012 http://ow.ly/wMGjZ ハイクオリティフリーテーマ 3月 20 Top

Google Code Prettifyを使用してソースコードを表示をしてくれる「Prettify Code Syntax」

Prettify Code Syntaxは、WordPressでGoogle Code Prettifyを使用してソースコードを表示してくれるプラグインです。 プラグインダウンロード Google

アバターサイズの変更など Twenty Twelve 1.3での変更点

Twenty Twelve 1.3 での変更点 アバターサイズの設定ロジック変更 ヘッダ画像の設定ロジック変更 全ての変更点はこちら Changes from twentytwel

Twenty Twelve 投稿日・投稿者を非表示に

TwentyTwelveのちょっとした部分をカスタマイズする方法を紹介していきます。 また、子テーマで出力部分を変更する際に、翻訳が必要な部分//_()の部分がでてきますので、以下の投稿も参考に

Twenty Twelve "Open Sans"の使用を止

「Twenty Twelve」では、"スペシャルフォント"ということで「Open sans」を特別にロードしているようです。今のところ使うつもりがないのでリンクしないようにしました(必要になれば戻せば

titleタグ(wp_title) カスタマイズ

SEO対策を行う際に、titleタグは重要な要素だと言われています。 「サイトのタイトル」、「キャッチフレーズ」(site_description)、「カテゴリー名」など色々と組み合わせてみることが

Comment

独自のJavaScriptやCSSを読み込ませる – 情報局 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    PAGE TOP ↑