ログインに追加の条件を付与する「scope」
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ユーザ登録では、仮登録処理(status=1)から送付したメール内のリンクをクリックしてもらい本登録(status=0)を行ってもらう実装をしました。仮登録の状態ではログインできないように実装するには、1.3では「userScope」を使用しました(記事)が、2.xでは「scope」に変更されているようです。
Authコンポーネントを呼び出す際に以下のように定義して下さい。
2.0から「Authenticate type」というものが追加されており、今回はフォームからpostされた認証に対して追加を行うため'Form'に追加しています。(参考)
var $components = array( 'Auth' => array( 'authenticate' => array( 'Form' => array( // 認証されるには、「Userのstatusが0である必要がある」を追加する 'scope' => array( 'User.status' => 0) ) ) ), );
その条件専用のエラーメッセージを返したい
と思ったのですが、Auth->login処理では、パスワード間違えなどのログインエラーも、追加の条件でログインエラーとなった場合も同じ戻り値であるため見分けることができません。
/lib/Cake/Controller/Component/Auth/BaseAuthenticate.phpを参照
どうしてもそれ専用のものを出したかったら、別に確認する処理を追加すればいいです。(が、ここまでやると「scope」自体の存在意義がなくなってしまいますね)
public function login() { // ログイン成功 if ($this->Auth->login()) { return $this->redirect( $this->Auth->redirect()); // ログイン失敗 } else { // Userのstatusを取得 $user_state = $this->User->field( 'status', array( 'username' => $this->data['User']['username'])); if ($user_state != 0){ $this->Session->setFlash( '本登録して下さい'); } else { $this->Session->setFlash( 'ユーザ名もしくはパスワードが違います'); } } }
また、2.0では、$this->Auth->loginErrorは廃止されましたので独自で設定する必要があります。
Authコンポーネントは、2.xでリファクタリングが行われ、ガラッと変わっているみたいですね。
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scopeでできるんですね。 / ログインに追加の条件を付与する「scope」
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